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アロワナ水槽

アジアアロワナ飼育の前に、飼育環境を整える必要があります。まずは、水槽についてお話します。紅龍などは成魚時に60cmを超える場合もあります。幼魚や中成魚の時は、少し小さめの水槽の方が、体のサイズに合っていて、餌の捕獲でストレスが溜まらず良かったりしますが、大きくなってきたのに小さいままの水槽だと、成長に悪影響を与えてしまいます。体は大きくなっていくのが普通ですが、飼育環境が狭いので、これ以上大きくなっては、ヤバイと餌の食べる量を減らしたり自制をしてしまう場合があります。この様に育った個体は、眼が大きく、痩せて見えたりします。場合によっては顎ヅレの症状もでてきます。専門店でも十分な水槽の数を準備せず、ずっと売れずに狭い水槽にいる中成魚や成魚などは注意です。中成魚くらいで最低、幅120cm×奥行き60cm×高さ60cmの水槽が必要です。奥行きは成魚でも余裕をもってターンできるように60cmは欲しいところです。
 

飼育水について

お気に入りのアジアアロワナを見つけたので、すぐに飼育したい!という前に、水槽の水を準備しなければ、トラブル原因!餌食いが悪くなったり、PHショックを起こしたり・・・・場合によっては、☆となってしまうこともあります。アロワナは古代から生き延びてきた魚ですので、生命力はありますが、水質には敏感に反応してしまいます。結構デリケートなんです。まずは水をしっかりお作り下さい。。塩素をしっかり抜き、濾過バクテリアを増殖させなくてはいけません。熱帯魚を飼っている方は当たり前に知っている事ですが大事なことなので、一応説明しておきます。濾過バクテリアとは、魚の排泄物や食べ残された餌を分解して、魚にとって有害な物質(アンモニアなど)を、害の少ない物質(硝酸塩など)に変えてくれる、目に見えない生き物です。水質が安定している水槽というのは、濾過バクテリアによる生物濾過がしっかりとできている水槽といえます。次に水温とPHについてお話します。これも適切な環境で飼育しないと、拒食やエラめくれ、ウロコ溶け、マツカサ病に、最悪の場合はこれも、☆となってしまう事もあります。PHは6〜7が適切だといわれいま。、PH値が2を超える変化には大きなショックを受けてしまいます。高いPHでの飼育下では紅龍の場合色落ちをすることがあり、また低いPHではウロコが溶けたり、ギザギザになったりします。水換えの際はPHの変化を抑えるため、毎日水槽の10分の1程度を変えることが理想です。しかし、毎日は無理!と言う方でも最低、1週間に4分の1の水換えは実行してください。掃除をさぼってしまった場合、水質が汚れPHが低くなっている可能性があります。その際に、一気に新しいPHの高い水を入れてしまっては、PHショックを起こしかねません。水変えは、できるだけマメに少しづつが理想です。頑張ってください。もし、水換えはしっかりやっているけど、PHが下がってしまうという場合は、濾材が汚れている場合や、雑菌が溜まっている事が原因かもしれません。その他にも、過度なバクテリアの増殖による影響も考えられるので、原因を探して下さい。水の温度は、紅龍で29〜30℃、過背金龍は27〜29℃が適切です。この違いは生息地による水温が異なるからと言われています。温度がこれを大きく上回ってしまうと、水質の悪化や色落ちの原因になります。下がると拒食を起こす原因になります。季節によっては変動しやすいので、常に観察して下さい。バクテリアの素(B-4)などで1週間程で良い水質を作る事も出来ます。

 

 

アロワナ同士の混泳について

アジアアロワナ2匹の混泳は極めて難しいです。稀に成功する例もありますが、多くの場合テリトリー意識が強いので、口を膨らませ攻撃態勢に入り喧嘩が始まります。必ずセパレートで仕切り様子を見ながらチャレンジして下さい。固体の数、サイズ、性格、水槽のサイズなど様々な要因があります。1水槽に1匹、単独飼育が基本です。アロワナ同士以外の混泳は比較的かんたんに楽しんで頂けます。人気のお供は、パロットファイヤー、カラープロキロダス、セルフィンプレコ、淡水エイ、クラウンローチなど・・・シルバーアロワナも成功例が多く聞かれます。混泳のメリットは餌食いが悪くなるとお供さんを入れる事により餌食いが良くなる事が多いので、大きさやスタイル重視の飼育の方にオススメです。

 

 



 
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